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1.まずはじめに 〜青春18切符の使い方〜


 
基本的に乗れるのは、普通、快速列車のみ
 基本的に青春18切符で乗れる列車は、普通、快速列車の自由席のみですがが、別料金を払えば、には、指定席やグリーン車自由席にも乗ることができます。
 ●普通、快速列車の普通車指定席には、指定席料金310円(繁盛期は510円)を支払えば乗ることができます。
 ●ホームライナー、セントラルライナーなどの乗車整理券やライナー券の必要な列車は乗車整理券、ライナー券を別購入すれば乗れます。乗車整理券はだいたい310円、東京近郊のライナー券は500円です。(但し、JR九州、JR北海道は一部料金が違うところがあります。)
 ●普通列車のグリーン車自由席には、グリーン券を買い足せば乗ることができます。なお、グリーン車指定席には「青春18切符+グリーン券」では乗車できません。この場合にはグリーン券のほかに乗車券も必要です。


普通列車ばかりを乗り継いでいく
 青春18切符では、普通、快速しか乗れませんので、どこまで行くにも普通列車しか使えません。しかし、もともと普通列車というものは地元の人たちのものなので、必ずしも普通列車同士の接続がよいわけではありません。典型的なのが北陸本線。福井に9:51に着いても、福井9:46発の金沢行はすでに出てしまっています。次の金沢行は10:50。一時間近くも待ち時間があります。(ちなみに、福井9:51着の電車は近江今津始発で京都6:59発の電車に接続しています。しかし、福井10:50発の金沢行は敦賀始発で、敦賀で京都8:15発の新快速長浜・敦賀行と接続しています。)この電車は金沢に12:25に着きますが、金沢12:05発の富山行に乗るには時すでに遅し。次の富山行は12:59発の富山行です。こういうことがざらにあります。(といっても、ここまでひどいのは羽越本線ぐらいです。たいがいは接続がきちっとしています。)こういうときには、列車を延々と待つか、または別料金をい支払って特急に乗ることもできます。


特急列車に別払いで乗る
 先の例でも挙げたように、普通列車同士の接続というものはとてつもなく悪い場合があったり、また地方の県境付近では特急は頻繁に走っているのに、普通列車がほとんどない、といった場所もあります。(例えば、日豊本線の佐伯〜延岡間。この区間を通しで走る普通列車は6:24佐伯発の延岡行きの次は17:20発の南延岡行きまでありません。でも特急は1時間に1本の割合で走っています。)こういった場所では別料金を払って特急列車に乗るというのも一つの手です。ただし、「青春18切符+特急券」での乗車はできません。特急券のほかに乗車券も必要です。(新幹線も同様です)これをするかどうかは各個人の判断です。あくまでも普通列車にこだわるという人もいるので。僕はこういうときは特急列車を使います。ちょっとでも遠くに行くため。
 ただこの特急料金が結構高いのです。下の表を参考にしてください。
         
距離 運賃 自由席特急料金 指定席特急料金
50km 820円 730円1240円
100km 1620円 1150円1660円
 この表を見ていただくと、特急料金がいかに高いかがよくわかります。なるべく50km以内に抑えたいところです。僕は立って乗るのは嫌なので、指定券を買うようにはしていますが。ここは考えようです。青春18切符で十分得をしているのだから、ちょっとぐらい贅沢をしてもいいか。という人もいますし、まあ、様々です。


青春18切符で特急列車に乗れるという特例区間
 全国のJRの路線には、普通列車が走っていなくて特急しかない。というところが2ヶ所存在します。ここの区間だけを特急列車に乗車する場合には青春18切符だけで特急列車の普通車自由席に乗ることができます。その区間は以下の通りです。
 ●津軽海峡線の蟹田〜木古内間
 ●石勝線の新得〜新夕張間
 上の区間だけを特急列車に乗る場合は、特急券が不要です。しかし、この区間からはみ出て使用する場合は、全区間の乗車券と特急券が必要です。例えば、特急スーパー白鳥を青森〜函館間を利用する場合は、青森〜函館間の乗車券3150円と特急券2190円が必要です。


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